市民学級 小原陽一氏が「春光台(近文台)郷土史」と題し 春光台の歴史について熱く語る!生徒の皆さんの心に強く響く
公開日:2025年12月17日 最終更新日:2025年12月19日
市民学級講座⑦「春光台(近文台)郷土史」12月16日(火)
今日は旭川商工振興会顧問の小原陽一氏の講話でした。春光台は航空写真で見ると「くじら」「さつまいも」の形をし,「ひょっこりひょうたん島」とも言われていた。かつては陸軍第7師団の演習地であった春光台。昭和21年に高橋久四郎さんが初めて定住し,その後232戸が入植。昭和23年には千代野部落が誕生し,念願の近文第一小学校高台分校が開校!26年に北鎮小学校高台分校に名称が変更。37年には旭川実業高校,旭川高専が開校。38年には療育園が開園。厳しい自然状況の中,人々は荒れた土地を開墾し,協力し合いながら農業に打込んだ。住宅地も増え,人口も増加し,42年には分校ではなく高台小学校として独立。昭和46年には旭川市の福祉村構想で鷹の巣地区に次々と福祉施設が建てられた。そして現在の生き生きと明るい笑顔にあふれたみんな仲良しの春光台地区があります。春光台とゆかりのある三浦綾子さん,徳富蘆花さん,若山牧水さんのお話も聞かせていただきました。三浦綾子さんについては,未発表の書かれた作品についても教えていただきました。さらに昭和29年にはこの高台にある春光台が大洪水に襲われたこと,また春光台で栽培されていたイチゴが有名で天皇に献上されたことがあるとのこと,春光台には縄文時代の遺跡があることなど,興味深いお話をいっぱいお聞きすることができました。スクリーンで当時の画像を映しながら,熱い熱い語りで生徒の皆さんを魅了してくださいました。 小原陽一様,(人''▽`)ありがとう☆ございました。
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